『うる星やつら』『めぞん一刻』などの高橋留美子による伝奇漫画を原作に2000年から放送開始のテレビアニメーション。 神社の娘・日暮かごめが古井戸から戦国時代にタイムスリップ。そこで出会った半妖の犬夜叉とともに、砕け散ってばらばらになってしまった四魂の玉を集めるため、同じく玉を求める妖怪たちを敵にまわしての旅が始まる。 第2巻では第3話〜第5話を収録。井戸をとおして現代と過去を行き来することができると気付いたかごめ。過去へは戻らないつもりだったが、妖怪が井戸を通って現代へ来てしまう可能性から、家族を守るため、四魂の玉集めという使命感のため、再び過去へと旅立つ。仲たがいしながらも徐々に結束していくかごめと犬夜叉の姿が今後の展開を期待させるようなコメディタッチで描かれる。(田中 元)